占い師「神楽ひかる」のタロットの愚者のカードについての考察。

主に、
ウエイト版を中心に解説してる感があるｗ
【カード】
ウエイト版やカモワン版だと愚者の解釈や、
絵柄の雰囲気はあまり変わらない。

【カードデータ】
対応惑星は天王星
数秘術は「０」番 
背景は黄色なのでポジティブで知性
ヘブライレター「フェー（口）」
セフィロト対応
ｂｙウエイト版

視線は未来
タロットマンダラ対応
ｂｙカモワン版

対応惑星は冥王星
数秘術は「０」番
ヘブライレター「シン（人々の集まり）」
セフィロト対応
ｂｙスカピーニ版

余談として、
トート版などはアルカナホイール対応です。
ホイールがよくわからなくて。。。

【カードの雰囲気】
愚者とされてるけど、
乞食だったりもします。
現代日本で占い師が乞食を占うシチュエーションはないし、
みなさんが乞食になることもほぼほぼないｗ
いわゆる例えであるので、
そのまま乞食とか愚者って言葉を鵜呑みしないでね。
たくさんいるそういうタロッター。

【シンボル（ウエイト版）】
・太陽（ルノルマン）
父親だったり母親をしめしてます！
ウエイト版では父親でカモワン版は母親なんですね。
・崖（ルノルマン）
障害や試練そのものを示します
・犬（ルノルマン）
親友や協力者を示します。
・カバン
可能性を示してます。
・歩行
変化を示してます。
・白百合
純粋さを示してます。

【フラッシュカード＆シンボル（カモワン版）】
３つくらいで十分でしょう。
フラッシュカードは基礎なんで、
主に、
入門者さん初心者さんはよくやるように！
プロになってもたまにはやろうフラッシュカードｗ
・歩く＝成長とか変化
・犬＝仲間や友達
・鈴＝トライ＆エラー
シンボル
・かばん＝お金
・杖＝クンダリーニとかエネルギー
・愚者＝肉体

【ポイント】
だいたい、
キーワードは３くらいはしっかり覚えよう。
フラッシュカード然り。
正位置ならＧＯＯＤで、
逆位置ならＢＡＤで解釈するとわかりやすい！
まぁ、
かぐりんは逆位置を使いませんが。。。

「革命」
「自立」
「変化」あたりでいいんじゃないかな？
あえて言うなら逆位置は、
「平凡」
「依存」
「ルーティン」って感じですね。

以降に書かれている解説に「」で書かれてる言葉は、
そのまんまキーワードとしてお使いくださいｗ
【ウエイト版の解説】
０番は「可能性」を示しております。
まだまだ何でもできるって感じ。
決して、
何も無いではない！
例えるなら、
俺はユーチューバーになる！
みたいな、
ちょっと年食ってるそうからは馬鹿なの？
と、
突っ込まれてしまうような「可能性」を指してます。

天王星は「革命」とか、
「変化」の象徴ですね。
天王星自体が、
水星の上位互換なんで、
考えるというより、
情報というより、
斜め上の目線で見た景色って感じです。

例えるなら、
学生から社会人になるような変化を、
天王星が指し示してると言えましょう。
小さく考えると、
いつもはシックなモノトーンで服装はきめてるけど、
今日はパステルカラーで行こう！
と、
言う「気分転換」も愚者のカードの領域です。

西洋では太陽は父親を表します。
その太陽を背にしてるのは「自立」を示しています。
「反抗」とか「親離れ」もありですね。
０番や天王星の影響もある！
そして、
日本的に考えると太陽は母親を指し示してるので、
母親離れも愚者の領域です。
つまりは、
庇護からの卒業！
夫に依存してる嫁の夫からの卒業も愚者の領域です。

まだ、
自立したてで「不安定」な様子が崖で象徴されています。
諸説ありますが、
この愚者はいい身なりの服装をしてるので、
いいところのお坊ちゃまという説。
と、
「ファッションモンスター」って意味もありますし、
カバンにかなりの額のお金を持たされてるから、
なにがあっても大丈夫とか言われてる「ボンボン」かもしれない。

まとめると、
大人と言うか、
中年からみたらまだまだ子供ぽい２０代前半を、
マウントとって眺めてる雰囲気が漂うカード。

ポイントは犬で、
親を指し示す太陽よりも、
愚者にとっては頼りがいのある仲間なんです。
ここも重要で、
友達いないのは愚者ではない！
もしくは、
逆位置の領域です。
この「友達」も、
どういった関係なのかを考える必要があります。

ちなみに、
ウエイト版タロットカードの中では異質なカードで、
唯一といってもいいかもしれない、
歩いているカードなんです。
それが「変化」を指し示してる象徴なのです。

【カモワン版の解説】
タロットカードは１枚１枚のシーンを愚者が「旅」してる！
と、
聞いたこともある人は多うけど、
どのカードがそれにあてはまる？
カモワン版はそうと断言して教えています！
それは、
「成長」の旅で、
巡礼で、
神に至るまでの「修行」でもある。
「己を高める」のが愚者であって、
愚か者が愚者なのではないぞ！
タオイスト的な、
禅的な意味での愚者なんですよ！
まぁ、
普通に「愚か者」って意味もあるけどね。
使い分けましょう！

人には叶えられないことに「挑戦」してるから、
「無謀」なことをしてる風に見えるから愚か者だと言われてるだけ。

【スカピーニ版の解説】
本に書かれてる疑問なところはたくさんありすぎて。。。
とりま、
正位置のみの部分や、
タロットの象徴に対してツッコミたいと思ったところをピックアップ！

・ヘブライレター「シン」なんだ。。。
かぐりん的には「フェー」じゃないかと？
生命の樹への対応はどうなってるかちょっと不明。。。

・パワーストーン「プルトニウム」って。。。
・占星学との関連「冥王星」って。。。
ウエイト版だと「天王星」です。

あまりにもなキーワード編
・愚かな行為
逆位置ならまだわかるけど正位置ではない

・無目的
 目的を持って行動してるのが愚者なんですよね。。。
カモワン版然り。

・逆位置
ざっと逆位置の解説を読むとあてはまるところもあるけど、
やっぱりおかしい。。。

・ノイローゼや不安
ちょっとあてはまるかもですね。。。

・恋愛や結婚に背を向ける
意味不明。
むしろ、
駆け落ちしちゃうようなパワーが愚者だと思ってる。

【ちょっと意外なキーワード】
これは、
思いついたら書き足していきますｗ
まだ無い・・・